2019 年 2 月 14 日
みんなのこどもちゃん,このところアルバムの曲を毎日 1 曲ずつ公開してて,今日 2 月 14 日は「ふたりはなかよし」だそうです。この曲は,シングル・ヴァージョンがユーチューブで映像付きで常時公開されてますけど,アルバム・ヴァージョン,とりわけ通常盤(ジャケットで二人が立って写ってるやつ)のをきいてみてください。みんなのこどもちゃんがバンドになった意味が,はっきり分かるだろうと思います。
https://eggs.mu/artist/kodomocafeid
こないだ FROGMAN が,みんなのこどもちゃんのキャラクターを作ったとき,「ふたりはなかよし」は「ふつうの曲」と言われてました。たしかに,「死にたくなる」って,1 回しか言ってません。みんなのこどもちゃん唯一のラヴ・ソング「あのね」は,邪魔者を殺す歌ですから,「ふたりはなかよし」は,ほんと,ふつうの曲です。
冒頭,ギターのアルペジオが,歌が始まって 16 小節まで。アルバムできくと,それまでの辛い苦しい曲の重みを,すべてここのギターが受けとめる。ドラムが目を覚まし,ベースが「スマッシュ」して(ライヴ見たら意味分かる),ドラムは八分音符。いや,ここはドラムだけ B. P. M. 2 倍で四分音符かも。この箇所は,サム・ペキンパーの映画見てるようです。速い動きを,逆にスロー・モーションで表現する(『バイオニック・ジェミー』も可)。音符連打してるだけなのに,速く感じる。そしたら,8 小節後,そのスロー・モーションが速くなる。おかしいでしょそれ。B. P. M. じゃなく,リズム割りが変わって速く感じる。矢作俊彦が小説でカー・チェイスの場面を描くとき,ちょっと横の動きを書くだけで時速 200 km を感じさせる,みたいな。トンネル突入,ビューン。出てきたらロックンロールになってるよ! さすがふつうの曲。途中いっかいラテンぽくなる。ふざけてるんですよこの曲。その部分で息を取りもどす。ほんでまたロックンロール。シングル・ヴァージョンの動画だと,空を水平に飛んでる光る物体が都庁のツイン・タワーにぶつかりそうになりますけどあれヤバいから見ちゃだめよ。二人が別の歌詞歌いだす。ドラム最後の追いこみ。あーーーー,飛んでっちゃったー。
「ふたりはなかよし」でした。ほのかさんが初めて,肯定的な歌詞を書いた曲です。「キラキラ楽しそうお星様」。クララが立ったんですよ。
シングル・ヴァージョンの動画は,2017 年 11 月,1 週間にわたって YUNIKA VISION に流れました。「おうち」の建物を出たら右に見える巨大なスクリーン。いまでも,急に一群の人たちが YUNIKA VISION を見上げて動画を撮ってることがあります。友愛を感じます。
しまった,なかよし三郎を事前にふっといたのに,忘れてた。
04.html
(つづく)
| PREVIOUS | TOP | NEXT |